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赤ちゃんのころからDHAをとりはじめましょう!

DHAとは、不飽和脂肪酸のなかの大きなグループ、n-3系のなかのひとつです。

不飽和脂肪酸ってなんだろう?と思われると思いますが、簡単に説明すると、頭の良くなる脂肪のようなもの。その中に、N-9系(オレイン酸)、n-6系(リノール酸、アラキドン酸)、n-3系(DHA、EPA)などが含まれています。

今回は赤ちゃんのお話なので、大人向けのコレステロールのお話は置いておきます。

DHAは皆さんご存知の通り、青魚にたくさん含まれていますが、我が子にもたくさんとってもらいたいと思っているお母さんも少なくないはずです。

ですが、油が多い青魚をあげられるのは、お腹が強くなってくるカミカミ期が始まる9ヶ月頃から。これでは早くからあげることができません。

じゃあ、どうすれば?というと、お母さんが積極的に青魚を食べるだけで良いんです。

お母さんが摂取したDHAは、おっぱいに含まれて、ちゃんと赤ちゃんに届けることができるのです。
さらにDHAは頭が賢くなるだけではなく、うつ病の予防にもなるらしいので、どんどんあげたいですね。

筆者もそうなんですが、おっぱいがでない場合はどうすれば?と心配になってしまう、お母さんもいるのではないでしょうか?

それも大丈夫です。今のミルクは、母乳を目標に作られていますから、DHAの量は大丈夫です。

ただし、ここだけの話ですが、メーカーによってミルクに入っていない成分もあります。アラキドン酸と言って(上記のn-6系の主に肉、卵に含まれる栄養)これが母乳には含まれています。このアラキドン酸とDHAを両方取ると、1+1が3のように相乗効果で力を発揮するようです。

ですので、できればアラキドン酸入りのミルクを探してあげてあげると、母乳に負けない気がします。

ミルクの話はここまでで、次は離乳食の話に移りましょう。先ほど述べたように青魚は離乳食中盤以降なので、あげることができませんが、

青魚以外でもDHAの多いお魚はいます。実は真鯛なんです。真鯛は、サバに負けず劣らずDHAが多く、さらに離乳食初期からあげることができます。これはもうあげるしかないですね。

ただし、DHAは脂肪酸なので、酸化がとても早いです。強い抗酸化作用のあるビタミンEと一緒にあげるのがいいと思います。夏の時期ならモロヘイヤ、かぼちゃが良さそうですね。
これで、栄養満点で、とても美味しそうな離乳食の完成です。

私も子育て真っ最中で、栄養学の本を読みながら離乳食を作っています。
お母さんたち、離乳食作り大変ですが、一緒に頑張りましょうね。



  • Posted by shigoto48 at 15:13

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